ヤマハ SA560E Ricky(リッキー)修理記録-【完結】及びミッション分解編

  • 2013/01/29(火) 16:56:17

現在、本業の元請担当者がインフルエンザでダウンしているので時間があります。
なのでこの隙に一気にカタをつけてしまおう!って事で本日も作業開始です。

で、いきなり完成(笑)


除雪試験もバッチリです。
走行も問題ありません。

ここにリッキー完成!!

☆★☆CONGRATULATION☆★☆


しかしまだ作業が残っています。
使わないほうのリッキーの分解です。
パーツ毎に分解しておけば保管スペースも少なくて済みます。

さらに!
問題のギヤボックスの分解!!

これをせずしてリッキーを語れません。

ギヤボックス分解の前に他の部分の分解&整理を終えてから、イザ!勝負!(笑)
と意気込んでみましたが実際は簡単でした。


順番にケースを開けていくと・・・

ん?
なんだろう?このギヤ。
飾り?バラスト?


んなこたーない。
抜け落ちているんですね。
シャフトにキズが付いています。


で、元々の位置はココ。
シャフトがポッキリ折れています。


だったらこのシャフトを購入して交換すれば直るんでしょ?って事になるのですが・・・
このシャフトは単品販売されていません。
こんな感じで全て一式でのセット販売で、価格は驚きの69,825円。


以前、詳しいコメントを頂いたので予想の範囲でしたが、目の当たりにすると残念感でいっぱいです(笑)

でもでも原因が判ってスッキリ。
さらに構造も完全に理解できたので、とても良い勉強になりました。
これでまた一つ経験値が増えました!

お疲れ様でした、自分。

あ。
そうそう。
このリッキーはHSTって事になっていますが・・・
違いますね(キリッ

便宜上HSTという言葉を使って無断変速である事を謳っているんだと思います。
パーツリストを見たときに「アレ?」とは思いましたが、分解して確信が持てました。
なのでオイルもHST用のオイルじゃないですね。
これも勉強になりました!


それと先日書いた「シュート回転モータ不動」の件です。

分解してみましたが特に問題は無さそうです。


コミュティータも綺麗ですしブラシの磨耗もそんなにありません。
水が浸入した形跡もありませんでした。

なので再び組み直して完成。


試しに除雪機に接続してみましたが無事に動きました。
なんだったんだろう?
コネクタ差込み不良だったのかな。


って事でSA560E リッキーの修復記録はこれにて完結です。
おめでとう!
ありがとう!

これでやっと手軽な5馬力が使えるようになったので、8馬力との使い分けで除雪も楽になります。

シーズンが終わったら全塗装しよう〜っと!

( ´∀`)ノシ

ヤマハ SA560E Ricky(リッキー)修理記録-4

  • 2013/01/28(月) 21:01:00

やぁピンポン(笑)

リッキー修理の続報です。

今回は同型の除雪機2台でニコイチしての復活物語です。
最初にGETした「ミッションがダメ」な長男。
次にGETした「エンジンがダメ」な次男。

ここまでは前回までのあらすじになります。

そしていよいよニコイチ作業に移るのが今回からの話です。


結果から先に書くと無事に復活する目処が立ちました。
除雪機として仕事をしてくれる機械への復活が確定です。

☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ


さて。
それでは詳細をメモしておきます。

先ずは・・・
各機器の状態確認を行います。
全ての部品が2個あるので、使える部品と使えない部品を今のうちに見極めておくと今後が楽になると思い、面倒でもテストを繰り返します。

そうなると目には見えない電装品のテストを行います。
ヒューズやレクチファイヤの確認や、リレーも確認します。
さらにはセルモーターも。

こんな感じで部品一つ一つを交換しながら稼動のテストを行います。


結果、全て良好。
電装品は長男も次男も無事でしたので、今後の予備として保管しておくことになりました。
保険があるって素晴らしい(笑)
そんな気持ちです。

電装品のテストが良好だったので、他の機械的な部品は見た目で判るので割愛です。
使うときに見れば判ります。

そうなれば話は早いです。
工具を持って次から次へと組み立ててカタチにしていきます。
とは言っても、各部品で状態の良いほうを採用しての組み立てなので時間は掛かってしまいます。
勿論、洗浄しながらの組み立ててです。

そしてある程度組み上げた所でエンジン始動テスト。
この瞬間は緊張とワクワクが入り混じった複雑な気分です。
決して悪い気分ではないですよ(笑)


ところが。
エンジン始動の気配が全くありません。
プスンとも言わなければ、ガソリン臭もしません。
このエンジンは圧縮もあるし、プラグの点火も確認済みです。
不安だったのでバルブ周りも確認しておきました。
なのに点火の気配がしない・・・

あ〜。
そういうことか・・・

普通、エンジン始動が近くなればガソリン臭がします。
それが無い。

って事はガソリンが来ていない。
どこで燃料が止まっているのかを確認する為に順に調べます。
・プラグ
・キャブレターのフロート室
・ダイヤフラムポンプ出口
・ダイヤフラムポンプ内部
・ダイヤフラムポンプ入り口
・燃料タンクのストレーナ
順番に調べます。

結果、ダイヤフラムポンプに問題があるようです。


なのでサクサクっと分解洗浄を行います。
動作確認はキャブレターからの圧が掛かる部分に口をつけて空気を入れてペコペコなるかどうか?の確認をします。

汚い・・と言われればそうかもしれません(笑)が、感覚で覚えるってのも大事ですよっ!

言い訳

そして無事に燃料が来るようになったので、再びエンジン始動を試みると・・・


黒煙を吐きながら無事に始動しました!
この瞬間がたまりませんね。
(既に黒煙は吐いていませんが、ライトが点灯しているのが判るでしょうか)



15分ほどエンジンをかけたままにしておき他の部分の確認を実施。
(アイドリングも安定していて調子が良いです)
結果、次男のシュータ回転モーターはダメみたいです。
回りませんでした。
でも長男のモーターは大丈夫でした。

これで全ての動作確認が終わり、確実に復活する事が確定いたしました!

あとは細かな調整をしながら組み上げていくだけです。
でも、実はこれからが大変です。
各パーツを洗浄しながら、そして最適な状態になる様に細かな調整をしながらの組み立てになりますので時間がかかります。
各部品も状態の良いほうを使っての復活なので、一個一個見比べていかなくてはいけません。

ここで手を抜くと余計な被害が出てしまうのでしっかりと慎重に!
肝に銘じながらの作業です。

しかし、最終的に復活するという結果が見えているので工具も軽く感じます。

次回予告

ヤマハ SA560E Ricky(リッキー)修理記録-【完結】

お楽しみに♪

それと番外編としてミッション不良の長男についても、ミッションの分解を行い、復活させる方法を考えたいと思います。
その前にまだまだやることが沢山ありますので、いつになるか判りませんが・・・(笑)


( ´∀`)ノシ

【ヤナセ除雪機】808S修復記録【その2】

  • 2013/01/26(土) 19:07:55

前日からの続報です。


ヤナセ 808S除雪機になります。


この除雪機は1996年に発売された除雪機ですので、ホンダのHS50〜80シリーズやヤマハのYSMシリーズよりも新しいんですよ!

現在同時進行中のヤマハのリッキーは1990年発売。
また、ホンダのHS80JSは1985年発売。

とは言っても除雪機でメジャーなホンダやヤマハは強いです。
今でも一部の部品は流通しているので安心ですし、探せば中古部品も見つかります。

しかし!
やはりヤナセの除雪機特有の無骨で「これぞ機械!」という構造も魅力的なんですよね。
エンジンはブリッグス&ストラットンというメイド・イン・USA。
なのでインチ工具が必要になるという諸刃の剣も嫌いじゃないです。
住宅街で使うには少し音が大きいという難点がありますが、それをカバーするパワーがウリでもあります。


さて、話が逸れてしまいましたのでここで閑話休題。

今回購入した808S。
先ずは現状を確認しましょう。


ん?
腹下からオイル漏れがあるようですね・・・
除雪機を移動させたら雪にオイル跡がありました。


確認してみると、ミッションケースからオイルが漏れているようです。


また、エンジンケースにもオイルが滲んでいます。


ガスケットの不良なのか、或いはオイル交換時に注入が上手に出来ずに漏れてしまったのが滴っているのか・・・
そこが判らないのでパーツクリーナーで綺麗に洗浄して様子を見る事にします。


さて。
今回は電装系が何も無いのでセルモーターが不動で結線されていません。
スイッチをどのポジションにしようが何も変わりません(笑)。
勿論、説明にありましたし、それを承知での購入です。

エンジン本体にキルスイッチがあるのでエンジン停止は可能ですが、ついついメインスイッチで操作してしまうもエンジンが止まらないので慌てました。
気が付くまでプラグコードを抜いてエンジンストップしていました。

なのでそれらを復活させて、本来あるべく姿に戻そう!というのが今回のテーマです。

そこで早速ヤナセに問い合わせをして、不足部品の入手可否を聞いてみました。

・バッテリー台→×
・マグネットスイッチ→8690円
・ハーネス→×
・バッテリーケーブル→×
・スターターケーブル→×
・アース線→×
・CAリレー→2450円

┐(´д`)┌

やはり思った通りの結果です(笑)
部品の入手は諦めて、現況から自分で作るしかないですね。

エンジンから出ている線は2本。

先ずはコレ。
恐らくエンジン停止用の一次線でしょうか。


また、レギュレーターが付いていましたのでラッキー!と思ってテスターを当ててみましたが・・・
死んでいるっぽいです(笑)


この除雪機は走行レバーの位置がニュートラルじゃなかったり、オーガレバーが入っているとエンジンが始動しないように、リミットスイッチとマグネットスイッチでインターロック回路が組み込まれているのでちょっと面倒ですが・・・まぁ、なんとかなるでしょう。

ちょっとづつ分解して、各部の電装品をチェックして、その結果から新しい回路を組んでハーネスを作ろうと思います。

先ずはチャージコイルの確認でしょうか。


それとマフラーのカバーが無かったのでヤナセに問い合わせてみました。


価格:12,490円

(゚д゚)!

これならば図面を描いて鉄板で全体を覆うようなカバーを作ったほうが良いですね。
そうすれば見た目も今風のカッコイイ除雪機になるでしょう(笑)
楽しみが増えました。


焦らずゆっくりやっていきましょう!
という事で、この808Sは暫くは保留かな。

因みに今回はこれを55,000円で購入しました。
これが高いと思うか安いと思うかは皆さんに預けるとして、やはりこの金額ではこの様に色々とあります。

・オイル漏れ
・セル不動(電装品欠品)
・カバー無し
・オーガ上下ロックせず
・前進→中立にしても止まらない時がある
・シュート上下レバーからワイヤー外れ
・レギュレーター故障
・・・その他未確認

個人間での売買が可能なオークションでは安価に買える半面、最低でも上記項目に対しては修理の予想が出来る程度の知識か、或いは、周りに出来る人が居るというのが前提になるかと思います。

因みにこれをショップに持ち込んでも、部品の入手が不可能なので断られるでしょう。
セルスタートを諦めて、カバーを付けてオイル漏れを修正してもらって、レバー関係を直してもらうだけでもン万円+配送料1万円程かかるでしょう。
結果、整備済みでアフター(有料)付きの中古を買うか、新車を買ったほうが安いでしょう。

安い!と思って購入してしまい、残念な結果になっている話も色々と聞きます。
そんな時は・・・
私に相談してみてください。

もしかしたら修復のアドバイスが出来るかもしれませんし、出来ないかもしれません。

( ´∀`)ノシ

【ヤナセ除雪機】808S修復記録【その1】

  • 2013/01/25(金) 21:49:06

電装系の部品が無いヤナセの808Sが入ってきました!
リコイルでのエンジン始動が可能で、走行&除雪に問題が無いので高かった〜(笑)


セルモーターは付いているけどもハーネス等の電装部品が無くて、現状ではリコイルのみの始動方法になっています。

以前、私もヤナセの88F2という除雪機を弄っていましたので、ブリッグス&ストラットンの8馬力エンジンのリコイルの重さには閉口してしまうこともありました。
もとい、8馬力除雪機のリコイルは総じて重たいですね。

そしてさらに88Rという機種にセルモーターを付けたい!という相談を受けた事もあり、私も挑戦です。
なので私の予算よりも高かったのですが頑張って購入してみました!
存分に楽しむぞ〜!

基本的には過去記事のYSM870の様に電装関係を復活する事になるかと思いましたが、今回は出来るだけ標準品を使ってみようと思います。

現在付属しているのが
・セルモーター
・各リミットスイッチ
・キースイッチ
・レギュレーター

不足しているのが
・バッテリースタンド
・ワイヤーハーネス一式
・バッテリーケーブル
・CAリレー
・マグネットスイッチ
・ヒューズ
・セーフティスイッチの先

未確認なのが
・オルタネータ ハーネス

配線図を見ると、この808Sはオーガー回転レバーや走行レバーが入っているときにはマグネットスイッチにてセルが回らないようになっているようです。
(マグネットスイッチの仕様詳細は全く不明です)
安全を考えてのインターロックが組み込まれているんですね。
φ(゚Д゚ )フムフム…

でも、その分だけちょっと面倒だな〜(笑)


一先ず、何処までの部品供給があるのか?を確認してみます。
あとは価格で考えて、自作部分と購入部分で分けて考えることにします。


( ´∀`)ノシ

【ホンダ】HS80JS【修復記録-1】

  • 2013/01/25(金) 19:34:39

HONDA HS80JSが入りました!

今回は知人の紹介にて、とあるバイクショップから安価に譲って頂くことが出来ました。
感謝です!!!
今後も是非お願いしたいと思っております。
┏○ ペコ

そのようなルートを持っていないので、普段はY!オークション等とにらめっこしながら入札しておりましたが・・・
やはり落札には至らないことが多いです。
皆さんの財力って凄い(笑)

今回は出会いに恵まれての購入になりましたが、勿論不動車です。
不動車ってワクワクしますよね!

復活した際の喜びを妄想してニヤニヤしながら工具を握ります。
気持ち悪いですよね。

それでは整備記録に移ります。

今回のHS80JSは見ての通りの超美品です。
このまま飾れる程にダメージが少ない除雪機です!


エンジンもオーガーも問題が無いのですが、残念な事に走行不能になっております。

手で押し引きをするとガラガラガラと異音が発生します。

この機種に多いファイナルギヤ磨耗のトラブルかな?
そんな予定を立てながら、腹下内部を確認します。

ん?

フリクションディスクのスプライン軸がガタガタと動くぞ?


やはりギヤが磨耗して噛み合っていないのかな?
もしかしたら歯が折れてしまっているかもしれない。

しかーし!
軸を抜いてみるとギヤはなんともない。


って事はやはりファイナルギヤかな?
でも待てよ・・・
軸に見た事の無い部品が付いているぞ。
窪んだカラーなんてあったっけ??

※ここで気が付くべきでした。

どっちにしてもグリスが劣化してしまっているので、ギヤを洗浄してグリス交換をしなくちゃいけないのでサクサクっと分解してしまいましょう。


グリスなのに汚泥みたいになっていますでの洗浄します。


ん?

あーっ!
やっぱりだ!

先ほど気になっていた窪んだカラーってのは、ベアリングの内輪だ!
ベアリングが破砕してしまって、ミッションケースに外輪だけが残っています。


苦労の末、どうにか外す事が出来ました。
( ´ー`)フゥー...



って事で、このベアリングを交換すれば復活です。
☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ

因みにここに使われているベアリングは何故か末尾DUの片側のみ接触シール型で反対側は開放になっているベアリングです。

ギヤボックス側は開放になっているので、上の写真の様に汚泥みたいなグリスが進入してしまい破損に至るようです。
ギヤが磨耗した際の鉄粉も混じっているでしょう。

元々の設計では、まさかこんなに永く使われる事を想定してなかったのだと思います。
古い除雪機は本当に丈夫ですもんね。

手持ちで同じベアリングがあったので直ぐに復活も可能でしたが・・・今回はちょっと手を加えましょう。

今回はNTNのLLUのベアリングを使用する事にしました。
両面接触ゴムシール型なので今後は大丈夫でしょう!

メーカー標準ではDUなのでNSKのベアリングですね。
今回はNTNへの交換なので高価です(笑)
しかしこの手のサイズは規格化されている一般的なサイズなので、どっちのメーカーでも品質は同じかな。
気分的なものです。

後はミッションケースのガスケットを切り出しておけば、ベアリングが届けば組み上げて復活になります。


暫くはこのままの状態での保管になります。
早く届かないかな〜。

( ´∀`)ノシ